「夜間ゆっくり眠りたいから混合にしたいが、赤ちゃんがかわいそうか?」
「復職を控えているから完ミへ以降したいが、大丈夫か?」
そんな悩みを持っている方向けの記事です。
私は、長女を、完母→混合→完ミへと移行、次女も同じようにできると思っていましたが、次女は母乳を受け付けない子になってしまい、始めから完ミにせざるを得ない状況でした。
母乳育児に特別な拘りを持っていた訳ではないのですが「母乳を飲んでくれない」とわかった時は、「あの幸せな時間を、もう2度と経験できないのか」と思い、悲しくて悲しくて、ひとり大泣きしました。
悲しみながらも完ミで次女を育てると、ミルクをあげている時間も十分幸せですし、他にメリットも沢山ありました。
様々な理由で完母で育てられないママさんたちの中で、そのことを悲しんでいる方がおりましたら、この記事を読んで、少しでも前向きな気持ちになって頂けると嬉しいです。
完ミ・完母・混合を全て経験した私から、次のことをお伝えします!
目次(タップでジャンプ)
完母→混合への切り替え方法と切り替えの時期・タイミング
完母から混合への切り替え方法
長女は次のSTEPで「切り替え」をしました。
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1赤ちゃんが空腹時にミルクをあげる
始めは空腹時でも受け付けてくれないこともありましたが、粘り強く何度もトライをしているうちに、少しづつミルクも受け付けてくれるようになりました。
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2ミルクをあげる回数を増やす
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3夜間はミルクだけにする
ここまでくれば、大変だった切り替え作業も報われます。
完母→混合への切り替え時期・タイミング
復職から3ヶ月後、出産からは7ヶ月後に切り替えが完了しました。
別の記事「【それ本当?】0歳から保育園はかわいそう説」にも書きましたが、復職前に切り替えを完了させておけばよかったと後悔しました。
復職後も母乳をあげるのは、決まった時間に搾乳ができない状況下では、身体的に結構しんどかったです。
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参考【それ本当?】0歳から保育園はかわいそう説
私は、現在3才の長女を0歳4ヶ月から保育園に預けていました。 その年齢で保育園に預けることについて、当時、周囲からはこんな風に言われていました。 「そんなに早くから保育園に預けるの? 子供がかわいそう ...
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混合→完ミへの切り替え方法と切り替え時期・タイミング
混合→完ミへの切り替え方法
いわゆる「断乳」ですね。
これはこちらの記事で詳細な方法を記載しています。
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CHECK【それ本当?】0歳から保育園はかわいそう説
私は、現在3才の長女を0歳4ヶ月から保育園に預けていました。 その年齢で保育園に預けることについて、当時、周囲からはこんな風に言われていました。 「そんなに早くから保育園に預けるの? 子供がかわいそう ...
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具体的な方法は上記の記事を読んで頂きたいのですが、要点だけお伝えすると次の3つです。
・娘と一緒に断乳日までのカウントダウンをする
・決行日の夜は母親が子供から見えないように別室か外泊をし、夫に子供を世話してもらう
夫さんに協力してもらい、とてもスムーズに断乳に成功しましたので、これから断乳予定の方は、ご参考まで。
混合→完ミへの切り替え時期・タイミング
復職から6ヶ月後、出産からは10ヶ月後に切り替えが完了しました。
完ミにしてからは夜中起こされる回数が激減し、まとまった睡眠を取れるようになりました。
復職後は、久々の仕事に育児と家事、、、目が回るように忙しい毎日だったので、もっと早く完ミにしておけば、少しは楽になっていたかな?と思います。
完母・完ミ・混合を全て経験して感じた各メリットとデメリット
完母・完ミ・混合の各メリット
完母・完ミ・混合の全てを経験した私が感じたメリットは、このようなことです。
完母 | ・感染症予防効果有 ・母体回復が早まる ・母子に愛情ホルモンが分泌、絆が深まる ・ミルク代不要 |
完ミ | ・飲量を把握可 ・まとまった睡眠が可 ・夫に子を預けリフレッシュ可 ・飲酒可 |
混合 | ・完母、完ミの良い所取り |
完母・完ミ・混合の各デメリット
デメリットは、先に記載したそれぞれの「メリット」を享受できない点です。
メリットの裏返になるだけなので、記載は割愛します。
次女が直母を拒否した時、母乳育児ができないことを悲観的に捉えていましたが、完ミにもメリットが沢山ありました。
直母でなくても、ミルクを飲んでいる顔を間近で見ることができますし、その顔の可愛さは直母・哺乳瓶と無関係でした。
私が完ミ・完母・混合を全て経験した経緯
完母だった長女
長女は都内の某大学病院で出産しました。
その大学病院では、極力「完母」を推奨しており、出産した翌日には母乳でがんばっていました。
最初は、母乳の出が悪かったのですが、助産師さんたちがマッサージをしてくれて、すぐに母乳が洪水のごとく溢れ出るようになりました。
長女を出産後、約4ヶ月で復職予定だったので、哺乳瓶に慣れさせるべく、混合を希望していたのですが、洪水のように溢れる母乳を前に、その願いは消え去っていきました。
母乳が出過ぎている状態では、母乳をあげないと胸が張ってしまい、頻繁な搾乳をしないと辛いんですよね。
結局、復職までは完母、復職後の初期は混合、復職後の後期は完ミへと移行していきました。
直母を受け付けなかった次女
静岡県の某クリニックで出産した次女。
出産時の体重は2400g(長女は3400g)と小さめで生まれてきました。
新生児は、出産〜数日間は生理現象で体重が減少するケースが多いとされていますが(※1)、次女の場合は、出産〜4日間体重が減り続けてしまったのです。
(※1)新生児の体重について詳しく知りたい方は800人の医師出作成している医療事典MEDLEYの記事をご参照ください。
2400gに満たなくなった次女は、吸引力も弱く、母乳を吸い続ける力がありませんでした。
また、当時の主治医から、母乳で育てることよりも赤ちゃんの体重を増やすことを優先させるようにとの指示がありました。
赤ちゃんにはどうしても初乳(※2)を飲んで欲しかった私は、赤ちゃんが寝ている間に搾乳をして、ミルクの合間に搾乳した母乳を飲ませていました。
「体重が増えれば、長女の時のように母乳を飲んでくれるようになる」
そう思っていたので、自分の母乳を飲んでもらえないことは、あまり気にしていませんでした。
しかし、産後〜退院するまでの8日間を、ほぼ100%哺乳瓶で授乳していた次女は、体重増加後も哺乳瓶しか受け付けてくれなくなってしまったのです。
母乳は出るのに、飲んでもらえないー
長女の時に味わった、授乳中の何よりも幸せな時間を、当たり前にもう一度経験できると思っていた私にとって、その事実はとても悲しく、辛いものでした。
産後1ヶ月間は、搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませ、不足している分を粉ミルクで補うということを続けました。
「今日こそ、胸から飲んでくれるかもしれない」
と、途中で何度も直母を試してみましたが、乳をくわえさせようとすると、顔を真っ赤にして号泣しながら嫌がる次女を見ることが辛くなり、次第に直母を諦めました。
産後2ヶ月目には、初乳を出し切ったことと、搾乳がしんどくなったことで、搾乳した母乳をあげることを辞めて完ミになりました。
前述した通り、完ミにしてみると意外にもメリットが沢山あったので、今では無理して母乳を続けなくて良かったと思っています。
これから、混合や完ミを予定している方は、安心して切り替えて頂ければと思います。
完母でないことに、後ろめたい思いなんて、微塵も感じる必要はないです。
完母、完ミ、混合、どれも大変な部分はありますし、どれも立派な育児です。
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