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【実体験】帝王切開の知らないと損するお金の話(自己負担金は結局いくら?)

わかりにくい帝王切開の費用

 「帝王切開って、自己負担金はいくらなの?」

「保険は色々適応されるみたいだけど、いつ申請して、いつ保険が下りるの?」

長女に続き次女も帝王切開で出産すると決まリ、
改めて帝王切開の費用を調べている時に感じた疑問です。

このブログでは、そんな疑問をお答えすべく、
私の実体験に基づいた「お金」の話を分かり易く解説いたします。

 

このブログで得られる知識

✔︎ 帝王切開の出費を最小限にする方法

✔︎ 帝王切開にかかった費用と自己負担金額(実録)

✔︎ 保険申請〜入金までのスケジュール(実録)

✔︎ 帝王切開に適応される保険

まず、私がこのブログを書いた経緯をお話しさせてください。
(早く本題を読みたい方は、こちらをクリック)


長女を出産した際、都内では比較的「安い」と言われている大学病院を選びました。
しかし、入院・出産・産後と、想定以上に出費がかさみ、貯金は爆速で無くなっていきました。


産後の「睡眠不足」と、「術後の傷の痛み」に、「家計への不安」というストレスも加わり
、当時の私は心身ともに疲れ果て、ボロ雑巾のようになってしまいました。

(長女の出産時の様子は、こちらのブログをどうぞ!)

次女の出産では、お金の心配をせず、育児に専念できる様、出産前に入念に「保険」や「費用」のことを調べて出産に臨んだ・・・つもりでした。

しかし、「適応される保険」や「もらえるお金」についての知識は身についたものの、いつ申請して、いつ入金されるかなど、実際に家計を計算する上で必要な情報はよく分かりませんでした。

よく分からないまま、手術に臨んでしまったために、
蓋を開けてみると
申請漏れや対応忘れがパラパラ
と発生することに・・・

結果、損をしたお金
何とか取り戻せたが、その手続きにかなりの労力を要したお金
多々あったのです。

恥を忍んで申し上げますが、
私たち夫婦は2人とも一部上場企業の管理職で、
平均的な家庭よりも少々収入に余裕がある方だと思っていました。

しかし、第二子の出産後は、
貯金が底を尽きそうなくらい切羽詰まってしまったのです。
ちゃんと調べたはずなのに・・・

リサーチ不足な自分が1番悪いのですが、
帝王切開の費用や自己負担金についてを記載した記事に対して
「もっと分かりやすく教えてよ!」
という思いも正直ありました。

このブログは、帝王切開で出産予定の方が私と同じ損をしない様、
何をするべきなのかをわかりやすく具体的に記載します。

 

 

目次

 

1、帝王切開の費用・出費を極力抑える5つの方法

まず、最初に結論をお伝えしますね。 

  1. 病院へ「出産一時金直接支払制度」の利用可否を確認しておく
  2. 入院前に「限度額適用認定証」を申請&取得しておく
  3. 確定申告用に、妊婦検診の領収証を保管&検診にかかった交通費をメモしておく
    (基本的にバスや電車が申告可能だが、緊急時や夜間に利用したタクシーも対象
  4. 有給休暇を消化した後に育児休暇を取得する
  5. 出産手当金育児休業給付金をスムーズに申請する

 4と5は、働いている方に限ります。
また、5の支給対象者は、後ほど記載しています。(今すぐ知りたい方はこちら

この5つの方法を紹介させて頂いたのは、私のこんな失敗があったからです。

 

2、 私の失敗談

失敗①
第二子の出産を予約した病院が「出産一時金直接支払制度」を利用できないと判明、42万円を立て替える余裕が無かった為、妊娠30週にして転院

 

え・・・これって、どういうこと?

 

 

ここ、都内の某有名な産院だったから、「出産一時金直接支払制度」を利用できると思い込んでいたの。でも、実際は数年前にこの制度の利用を廃止していたのよ。

 

 

「出産一時金直接支払制度」が利用できないと、どうなるの?

 

 

「出産育児一時金」として保険で貰える42万円を自費で先に病院に支払い、後で保険会社からその分を振り込んでもらう必要があるの。
ちなみに、振り込み日の目安は出産日から3月後と、結構先よ。
つまり、この病院で入院・出産にかかる費用の最低計60万円を一時的に全額支払必要があったの。

 

 

「最低60万円」ってどういうこと?

 

 

入院後、希望していた大部屋(ベッド代が最も安い)に空きが無かった場合、追加で差額ベット代を支払わなければいけないの。
そうなった場合、最大80万円を支払う必要があったのよ。

 

 

うわあ・・・・3ヶ月後(目安)に42万円入ってくるとはいえ、一時的にその出費はでかいわね。
でも、もっと安い病院もあったでしょ?なんでそんなに高い病院で出産を予約していたの?

 

 

出産費用が比較的安く抑えられる大学病院は、コロナ患者もいたから、感染リスクを考えて産院で出産をしたかったからよ。
出産予定日の1ヶ月前までは働いていたから、働きながらでも妊婦検診に通えるように、家から30分圏内の産院を探したら、その病院一択だったの。

 

 

なるほどね。東京って出産費用が高いっていうけど、本当に高いのね。
でもさ、ママるんって共働きだし、一部上場企業の管理職だよね?

 

 

高いよね。
何かとお金のかかる出産後、この出費は痛いから、最終的にこの病院での出産を諦めて「出産一時金直接支払制度」を利用できる病院へ転院したの。
ネットで読んだ「大半の病院が出産一時金直接支払制度を利用できる」という記事を鵜呑みにした自分のツメが甘かったわ。

 

 失敗②
有給休暇を取得せずに育休に入ってしまった為、1ヶ月分の給与とボーナスを無駄にしてしまった

 

これはそのままなんだけど、産休を取る前に有給を消化するっている考えが当時は無かったのよ。

 

 

私も無かった!
産休中にもらえる「出産手当金」の支給金額は、標準報酬日額の2/3だから、単純計算で1/3損したってことか!!

 

 

そうなの。
プラスで、育休を取った月は、12月のボーナスの支給対象月でもあったから、1ヶ月分のボーナスも損しちゃったの・・・
だから、これから産休を取る人は、帝王切開に限らず、できるだけ有休を消化してから産休に入ることをお勧めするわ

 

失敗③

貯金が不十分だった為、収入が無い期間に不安で押し潰されそうだった

 

ママるんって、一部上場企業のマネジメントだよね?
ある程度は収入も貯金もありそうなのに、こんな不安があったの?

 

 

貯金については言い訳になるけど、持ち家購入・挙式・出産(2人)が立て続けにあったの。
ちなみに、妊婦の「収入が無い期間」については、あまり知られていないから、
私の実例を見て、是非妊娠・出産期間の家計のやり繰りの参考にしてほしい。

 

 

上の図の赤字箇所がお金を手にしたイベント、図の下側白字の「CASE①」「CASE②」が収入の無かった期間よ。
私の場合、12月の年末ボーナスがあったから、無収入の期間は「CASE①3ヶ月間」、
ボーナスが無い方やボーナスの支給対象期間に在籍していない方は「CASE②5ヶ月間」もママ側の収入が無いことになるの。
ちなみに、産後2週間以内に「出産手当金」と「育児休業給付金」の申請をした場合でこれよ。
(注意)会社が加入している保健組合や、支払い請求をした時期によって前後します。

 

 

うわぁ・・・うちは共働きでやっとな生活だから、3ヶ月〜5ヶ月も私の収入が無いと厳しいよ!
しかも、入院費・出産費・BABYグッツも買わないといけないんでしょ!!
ちゃんと貯金をしておかないと、かなり苦しいね!!

 

 

そうなの!
東京都は2021年度から、コロナ禍で出産をした妊婦に10万円分の育児用品を支給することを表明したけど、コロナ禍じゃなくてもきついのよ!!

 

 


確かに・・・コロナが終息した後にも、安心して産める様な政策があれば良いのにね。

 

 

本当にそう思うわ。
これは声を大にして言いたいんだけど、そもそも
出産手当金や育児休業給付金が入るの、遅すぎ(怒)!!
こんなんじゃ少子化になるわ!!!

 

失敗④

出産前に「限度額適用認定証」を発行しなかった為、保健適応される費用を自費で病院へ支払い、後日、自身で書類作成&書類入手の上、保険会社へ支払い申請を行った

 

・・・ごめん、ちょっと何言ってるかわからない

 

 

高額な医療費の支払い予定がある場合、事前に「限度額適用認定証」を申請して入手しておくと、1ヶ月間(1日〜月末)の支払いが自己負担限度額までとなるの。
しかも、めちゃめちゃ手続きが煩雑な「高額療養費」の申請が、原則不要になるのよ。
もっと詳しく知りたい人は、全国健康保健協会のサイトの27枚目のスライドを見てみてね。

 

 

ママるんは1人目が帝王切開だったから、2人目の帝王切開になるとわかっていた、つまり「高額な医療費の支払い予定がある場合」に該当していたってことね。

 

 

そういうことなの。
出産前に「限度額適用認定証」を申請&入手をしていなかったから、退院時に「自己負担限度額」を超過していた8万円を窓口で支払い、後日「高額療養費」として、その8万円を保健組合に請求するハメになってしまったの。
この請求をするための手続きが煩雑な上に、申請〜入金までに約3ヶ月もかかったわ。

 

 

帝王切開で産むことが決まっている場合、「限度額適用認定証」は必ず出産前に申請&入手しておきたいね。

 

 

3、帝王切開にかかった費用と自己負担金額



病院にもよりますが、帝王切開は自然分娩よりも+10万円〜20万円程とされています。

 (費用の内訳を細かく知りたい方は、価格.comさんのこちらのサイトへどうぞ!)

私の場合、出産/入院費用の計60万円のうち、
最終的な自己負担金10万円でした。
(合計60万円 - 出産一時金42万円 - 高額療養費8万円)

帝王切開って高い」という印象がありますが、
保険が適応される為、最終的な自己負担金は意外に少ないですね。
但し、申請〜入金までに時間がかかる為、
一時的にはかなりの出費となりますが。。

ちなみに、自然分娩や無痛分娩の場合、高額療養費は申請できません。

 

4、もらえるお金

妊娠・出産の診療費用は健康保険が適用されない為、
10割が自己負担です。

しかし、帝王切開は健康保険が適用され
自己負担金は3割となります。

(差額ベッド代や食事代など、保険が適応されない費用は、帝王切開でも全額自己負担)

 

それでは、帝王切開で出産した場合にもらえるお金をご紹介します。

 

もらえるお金一覧

出産育児一時金(全員)

健康保険に加入している人、または被扶養者の人が、妊娠4ヶ月(85日)以上で出産した場合に、子ども1人につき42万円支給される(※)。

※産科医療補償制度に加入していない医療機関で出産する場合は40.4万円

高額療養費制度(全員)

入院が長引いた場合など、月の医療費が高額になった人が対象で、帝王切開もこれに該当。
所得や年齢に応じた自己負担限度額を超えた場合、超えた分が払い戻される制度。

医療費控除(全員)

1月1日~12月31日の1年間に家族全員の医療費が10万円を超えた場合、または、その年の総所得金額等が200万円未満の人は、医療費が総所得金額の5%以上の場合、確定申告をすれば税金が還付される制度。

妊娠検診費の自己負担分と、妊婦検診を受けるために発生した交通費も対象になるので、領収書は必ずとっておきましょう

出産手当金(対象者のみ)

勤務先の健康保険に入っている人が産休を取得し、産後も働きつづける場合に支給される。

支給金額は、標準報酬日額(※)の2/3。
産前42日と産後56日、予定日より遅れた日数を合計した分が支給される。

※支給開始以前の各月の標準報酬月額を合算して平均日額を出したもの

注意;国民健康保険に加入している人(自営業)や専業主婦の方は対象外

育児休業給付金(対象者のみ)

雇用保険に加入していて、一定の勤務実績と育児休業をとって職場復帰する意思がある人が受け取れる。

支給金額は、最初の180日が「休業開始時賃金日額(育休開始前6ヶ月の賃金を180日で割った金額)×67%」、181日以降が、「休業開始時賃金日額×50%」。

 

5、まとめ(出費を抑えるために注意すること)

私がやっておくべきと考える5つを、おさらいします。

  1. 病院へ「出産一時金直接支払制度」の利用可否を確認しておく
  2. 入院前に「限度額適用認定証」を申請&取得しておく
  3. 確定申告用に、妊婦検診の領収証を保管&検診にかかった交通費をメモしておく
    (基本的にバスや電車が申告可能だが、緊急時や夜間に利用したタクシーも対象
  4. 有給休暇を消化した後に育児休暇を取得する
  5. 出産手当金育児休業給付金をスムーズに申請する

帝王切開の手術は、術後が辛いです。
産後、問答無用で降りかかる赤ちゃんのお世話に、自由の効かない体。。
これだけでも大変なのに、保険の申請や家計のやり繰りが加わるなんて、産後の負荷が大き過ぎです。

これを読んで下さった方々は、少しでもそれらの負荷が少なくなって、
ご自身の体の回復と赤ちゃんのお世話に専念できることを、心から願っています。

どうか、ご無理をなさらず、母子の健康第一優先で出産を楽しんでくださいね。

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