私は、現在3才の長女を0歳4ヶ月から保育園に預けていました。
その年齢で保育園に預けることについて、当時、周囲からはこんな風に言われていました。
「そんなに早くから保育園に預けるの?
子供がかわいそう」
「赤ちゃん時代はあっという間だから、後で後悔するよ」
0歳から保育園に預けることについて、肯定的な意見をくれる人は、ほぼいなかったのです。
ただ、保育園の先生は違いました。
入園説明会で、保育園の先生は、これから子供を預ける私たちに向けて、こんなことを言ってくださりました。
「0歳からお子様を保育園に預けること、保育士の立場からは大賛成です。
理由は、まず、コミュニケーション力が高くなるからです。
物心がつく前から、色んなお友達や、大人達に囲まれて育つからですね。
また、風邪や病気をしにくくなります。
最初は色んな菌をもらってきてしまって、大変かもしれませんが、
1歳になる頃には、様々な菌に対する免疫がついています。
ですから、どうぞ胸を張って、お子様を預けてくださいね。」
0歳から保育園に預けることに対して、後ろめたい思いをする必要はありません。
このブログは、0歳からの保育園について、次のような項目に答えていきます。
目次(タップでジャンプ)
生後4ヶ月で長女を保育園に預けた理由
ズバリ、赤ちゃんと一緒いることが辛かったからです。
母親失格と思われるかもしれませんが、当時の私は不慣れな育児で心に余裕が無くなり、いっぱいいっぱいになっていました。
それに追い討ちをかけるかの様に、旦那の出張が増え、平日はほぼ毎日赤ちゃんと2人きりで過ごしていました。
誰とも話さずに、ひたすら赤ちゃんのお世話だけをする毎日。
「こんな生活なら、仕事をしている方が遥かに楽」
そう思って、0歳から娘を保育園に預け、復職する決意をしました。
職場の人や友人からは
「もう少しゆっくり休んだら?」
と言われましたが、私にとって、育休は「休み」ではなく、「仕事以上に辛いこと」となっていたのです。
卒乳・断乳のタイミング
「復職をするなら、復職前に断乳した方が良い」
先輩ママさんから、そんなアドバイスをもらっていました。
でも、生後4ヶ月で娘を保育園に預けるため、その月齢で卒乳するのは早いと考え、復職後も授乳することに決めました。
ミルクにも慣れさせていたので、
「保育園が始まれば、仕事中は搾乳して、帰社後は授乳をすればいいや」
と考えていました。
でも、先輩ママさんのアドバイスが正しかったです。
復職をするなら、復職前の断乳がベストなタイミングです。
その理由は次の通りです。
✔︎復職後は寝不足が不安で断乳を決行しにくい
✔︎復職後の夜間授乳は、慢性的な睡眠不足になり、疲れやすくなる
子供の月齢によっては、私のように「まだ卒乳は早い」と感じるママさんもいらっしゃるかと思います。
でも、私は上記の理由で、復職前の卒乳をお勧めします。
ちなみに、次女(3ヶ月)は、諸事情により、生後1ヶ月から完全ミルクです。
※次女の完ミの理由は
「【体験談】完ミ・完母・混合のメリット&デメリット」に書きました。
次女は完ミでも元気に育っていますし、私の次女に対する母性も、長女の時のそれと全く劣らずに健在です。
たった1日で完了!おすすめの断乳のやり方
長女が1歳になった頃、やっと断乳を決意しました。
仕事が忙しくなり、夜間授乳が辛くなった為です。
断乳は、このようなやり方で進めました。
長女はおっぱいが大好きだったので、断乳は難航することを覚悟していましたが、たった1日で断乳を完了せることができました。
①断乳決行日を決める
決行日は夫に子供を見てもらう為、夫が翌日仕事の無い日が良いと思います。
うちは土日休みなので、金曜日を選びました。
また、娘と一緒に断乳日をカウントダウンできるように、1週間余裕を持ちました。
断乳を決意した日(長女、1歳1ヶ月)の翌週を決行日としました。
② 娘と一緒に断乳のカウントダウンをする
決行日を決めたら、娘とはこんな約束をしました。
「あと6回ねんねしたら、おっぱいとはバイバイしようね」
そして、毎日「あと○日でバイバイだね」と言って、カウントダウンをしました。
③ 決行日は別室か外泊をし、子供は夫に世話をしてもらう
決行日に私がいると、いつものようにおっぱいが欲しくて泣きそうですし、
あげないと「なんでおっぱいあるのにくれないの?」という気持ちで、余計に泣きそうだと思いました。
そうならないように、決行日に私は近所のホテルに宿泊し、夫に娘を預けました。
「パパはおっぱいが出ない」とわかっているので、決行日はほとんどぐずること無く眠りについたそうです。
次の日、私は帰宅後すぐに娘にこう言いました。
「約束通り、昨日おっぱいとバイバイできたね。偉かったね。」
これを言うことで、娘にも改めて「おっぱいとバイバイした」と認識してもらったのです。
恥ずかしい話ですが、断乳が辛かったのは、恐らく娘よりも私でした。
娘が断乳できたとわかった時、自分が望んていたはずなのに、今までの娘との授乳の思い出が次々と頭に浮かんできて、涙が止まりませんでした。
授乳の時間って、とても幸せな、かけがえの無い時間ですよね。
0歳保育の子供とママの1日のスケジュール
うちの会社はフレックス制(コアタイムは11時〜15時)でした。
当時の我が家のスケジュールは、大体こんな感じでした。
7時半:全員朝食を食べ終わる
8時 :娘の登園(夫がメイン担当)
8時半:夫・私、出社
12時 :昼休み(病院の予約や、日用品をネットで買い物)
17時 :私、会社を出る
17時半:娘の迎え(私がメイン担当)
18時 :スーパーで買い物
18時半:夕飯作り開始
19時半:夫帰宅&全員で夕食
20時半:娘&夫、お風呂
21時 :私、お風呂
21時半:娘就寝
22時 :晩酌しながら仕事
24時. :夫・私、就寝
0歳児保育園の服装(男の子・女の子)
私も含め、保育園の0歳児クラスでは、男女ともに
「肌着+セパレートの上下+靴下」
が主流でした。
0歳児の成長は本当に早く、すぐにサイズオーバーしてしまうので、子どもはプチプラで揃えていました。
当時も今も愛用しているのが、「UNIQLOオンライン」と「西松屋チェーン楽天市場」。
0歳から保育園に預けるメリットとデメリット
保育園の先生が言っていた通り、早い段階から免疫がついたせい?
1歳以降は、毎年1回位くらいしか風邪をひきません。
・人見知り前に保育園に慣れる
0歳は、子どもの自我が発達する前なので、預けるときに泣かれることが無かったです。
そのため、預ける際に罪悪感を感じることがありませんでした。
・先生に育児や離乳食の相談をできる
初めての育児は、わからないことだらけ。
そんな時に育児のプロへ気軽に相談に乗ってもらえ、本当に助かりました。
・キャリア形成が進む
早くから復職したことで、仕事のペースを早々に取り戻し、第二妊娠までに出世できました。
結果、第二子の産休・育休中にもらえる手当金のベースがUPし、家計が助かりました。
・家ではできない経験をさせてあげることができた
決まった時間のお散歩、お友達と歌を歌うこと、大きな絵本や紙芝居を読み聞かせること、
家ではなかなかできないことや、できても毎日するのは大変なことです。
保育園では、これらを毎日やってくれるので、子供にとっては良い経験なりました。
物を掴めるようになった時、
言えなかった言葉を言えるようになった時、
ハイハイできた時、
そんな「初めて」の瞬間を見逃し、先生から「こんなことができました」と教えてもらうことが多かったです。
・保育料が高い
0歳児クラスは保育料が最も高いです。
金額は、区や世帯年収、家族構成にもよりますが、我が家では5万円ほどしました。
・子供と向き合う時間が少ない
平日の帰社後は家事、育児、仕事の処理に追われ、すぐに就寝時間。
子供と向き合う時間がほぼありませんでした。
基本的に土日のみが、子供とゆっくり過ごせる時間でした。
個人的には「子供と向き合う時間が少ない」が最も大きなデメリットだと感じています。
一方、「メリット」も意外に多かったです。
特に「先生に育児や離乳食の相談をできる」は、第一子の時においては、とても大きなメリットになると思います。
まとめ
● 卒乳・断乳は復職前がベストタイミング
● 断乳のやり方は、次のステップがスムーズ
① 断乳決行日を決める
② 娘と一緒に断乳のカウントダウンをする
③ 決行日は別室か外泊をし、子供は夫に世話をしてもらう
● 0歳児保育の服装は「肌着+セパレートの上下+靴下」が基本
服を汚しやすい年齢なので、ストックは多めに必要。
● 0歳から保育園に預ける「メリット」
- 1歳児以降、風邪を引きにくくなる
- 人見知り前に保育園に慣れる
- 先生(育児のプロ)に育児や離乳食の相談ができる
- キャリア形成が進む
- 家ではできない経験をさせてあげることができる
● 0歳から保育園に預ける「デメリット」
- 初めての瞬間に立ち会えない
- 保育料が高い
- 子供と向き合う時間が少ない
0歳から保育園に預ける予定のママさんたちが、
肩身の狭い思いをしたり、デメリットばかりが聞こえてきて、不安に駆られることが無くなることを願っています。
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