いつから、どうやってトイトレを始めれば良いのか・・・
長女が2歳になった頃、こどもチャレンジの漫画やアニメで、トイトレの話題が増えました。
「そろそろやらないといけない」
そう思いつつも、この頃は仕事と育児の両立に必死で、トイトレをするスタミナが残っていませんでした。
トイトレに何度も誘ってくる「しまじろう」を横目に、
「いつから始めれば良いのか?」
「どうやって?方法は?」
そんな疑問を抱きながら、見て見ぬふりをして過ごしていました。
しかし、第二子の妊娠がわかったことをきっかけに、保育園から、こんなアドバイスを頂いたのです。
✔︎春から始めれば、遅くても秋には完了するので、寒い冬にトイトレする必要がなくなる
なるほど・・・と思いました。
ズボラな私が、重〜い腰を上げ、ようやくトイトレを決行する決意を固めました。
そして、これからご紹介するやり方で、
トイトレ「小」は1週間で完了、
トイトレ「大」は10日間で完了することができました。
ちなみに、トイトレの「小」「大」については、それぞれ簡単な漫画に書きました。
漫画は、本当にざっくりした内容なので、これからトイトレをされる方、まさに今トイトレ苦戦中の方は、引き続きこちらのブログを読んで頂ければと思います。
● トイトレ「小」の漫画
● トイトレ「大」の漫画
この記事では、最小の手間と時間でトイトレを完了できるよう、私の体験に基づいた、トイトレのやり方・進め方を解説します。
トイトレは、子供の年齢や、やる気によって難易度が変わるので、全ての方がこの方法で成功するとは限りません。
しかし、手間なく、短い期間で成功させた事例のひとつとして、ご参考にして頂ければと思います!
トイトレを完了させ、温泉やプールで、大好きなお子さんと一緒に楽しみませんか?
レジャーの幅が広がることが、トイトレの大きなメリットのひとつです。
1、トイトレの進め方(簡単5STEP)
冒頭でご紹介をした保育園の先生からのアドバイスをもとに始めたトイトレ、まずはその進め方をご紹介します。
STEP2、トイレで用を足すことが楽しいと思わせる
STEP3 、チャレンジ意欲を尊重する
STEP4、成功したら、家族総出で褒める
STEP5、オムツカウントダウンをする(大の成功に向けて)
それでは、各STEPについて、詳しく説明していきます。
STEP1、トイレに興味を持たせる
これまで、トイレに行ったことが無い子供にとって、トイレは未知の空間。
まずは、子供に「トイレは楽しい空間」と認識してもらい、自らトイレに行きたがってくれれば、こっちのもの。
トイトレはかなり楽に進むと思います。
トイレの楽しい空間作りのために、我が家ではこんなことを実践しました。
・親がトイレに行く際、子供に「トイレに行ってこよう♪」とアピールする
・トイレのおもちゃに、子供がお気に入りの人形を座らせ、子供と一緒に遊ぶ
・好きなキャラクターのパンツを買って、履かせてみる
※実際に購入したグッズはSTEP4でご紹介します。
早くグッズの詳細を知りたい方は、こちらをクリックしてください。
これらのことを実践して、トイレに子供を誘い、一緒に「行くだけ」を何回かやってみました。
「ミミりんに会いに行こう?」
「パパもトイレ行ったって!マチョ(長女)もちょっと行ってみる?」
「めるちゃんもトイレ座ったね!マチョも座りに行ってみる?」
こんな感じで、楽しく声かけをしていました。
気をつけたことは、 子供の気分が乗らない時は、決して無理に誘わないということです。
気分が乗らないのに、無理にトイレに誘ってしまうと、子供はイヤイヤ連れて来られたと捉えてしまい、トイレが楽しい空間ではなくなります。
焦らず、子供が「楽しむ」ことを優先させて、STEP1をクリアしました。
ちなみに、保育園の先生曰く、
トイトレ用のパンツは絶対ダメだそうです。
トイトレ用のパンツは、生地が分厚いので、おしっこをした感覚が無いからです。
普通のパンツなら、おしっこをした時の冷たい感覚がはっきりと分かるので、その感覚をまた味わないように、トイレに行きたがるそうです。
STEP2、トイレで用を足すことが楽しいと思わせる
「トイレが楽しい空間」と認識してもらったら、何度かトイレに座って便座に慣れさせます。
慣れてきたら「おしっこがしたくなったら、いつでも言ってね!」 と伝えておきます。
そして、壁にはトイレで用を足せたら貼るシールを用意しました。
(結局、1回成功したら10枚くらい一気にシールを貼られ、速攻で無くなったのですが)
すると、子供から
「ちっちしたい!トイレ行く!」
と言ってくれるようになったのです。
もちろん、トイレに行って、実際におしっこが出なくても全然いいんです。
「トイレに行くって言えたことが偉いね!
教えてくれてありがとう!
また行きたくなったら教えてね。」
と、前向きな声かけをするようにしました。
おしっこが無事にできたときは、いっそう褒めて、好きなシールを好きな場所に貼らせてあげました。
時には、とんでもない場所にシールを貼られましたが、それでも子供にシールを選んで、貼ってもらっていました。
同じことをする必要はないかもしれませんが、とにかく「トイレで用を足す」ことを楽しんでもらえるような工夫が重要です。
STEP3 、チャレンジ意欲を尊重する
✔︎ 子供がトイレで用を足すことにチャレンジした時
✔︎ パンツで寝ることにチャレンジした時
最初のうちは、大半の子供が何回も失敗すると思います。
STEP2にも少し記載しましたが、失敗をしても絶対に責めず、チャレンジしたことを褒めるようにしました。
特に、お漏らしをした時、子供はすごく気まずそうな、恥ずかしそうな表情をします。
きっと、「失敗をしてしまった・・・」と思っているのだと思います。
そんな時、子供の気持ちを受け止めつつ、次もチャレンジしたくなるような声かけが重要だと感じました。
例えば、夜中にお漏らしをしてしまったら、こんな風に声かけをしていました。
「冷たくてびっくりしたね(子供の気持ちを受け止める)。
お漏らしは、始めは誰でもしちゃうことだから、気にしないでね。
パンツで寝ようとしたことが、すごいんだよ(次もチャレンジしたくなる)」
これは、ベネッセの記事「チャレンジ力を育む正しい子育てとは」にも記載されているポイントになります。
失敗やミス=いけないことでは無い
ネガティブワードが子どものチャレンジする「一歩」を奪っている
トイトレ以外の育児でも、この言葉を思い出すよう心掛けています。(全然ダメな時もありますが・・・)
STEP4、成功したら家族総出で褒める
次のように、とても小さな出来事もひっくるめて、成功した時は、夫婦で目一杯褒めました。
✔︎ 「トイレに行きたい」と言えた
✔︎ トイレでおしっこができた
✔︎ パンツのまま眠ることはできた
✔︎ トイレで大ができた
「すごいじゃない!!さすがだね!!」
そう言って抱きしめてあげたときの、照れながらも、嬉しそうな子供の顔が忘れられません。
成功した出来事を、ちゃんと拾ってあげて、子供の中で「成功体験」として記憶に残してもらう。
そうすれば、子供も 「頑張って良かった。」 「またやってみよう。」 と思ってくれて、トイトレの経験を「自信」に繋げることができると考えています。
STEP5、オムツカウントダウン(大に向けて)
これは、スムーズに完了した「小」と比較して、若干難航した「大」の時に使った手法です。
やり方はカンタン!
✔︎ 「0枚になったら、トイレで大をしようね」と約束する
✔︎ オムツが減るたびに「あと○○枚だね!」と楽しそうに伝える
✔︎ ラスト1枚の時に「これで最後だね!」と宣言する
我が家の場合は、これで一発で成功しました。
序盤にも書きましたが、当時の様子を簡単に漫画で書いたので、よろしければこちらもどうぞ。
「大」を成功した方の体験談で、よく見るのが
オムツのお尻部分に穴を開けて、オムツをしたままトイレに座らせ、大をする
というやり方。
個人的には、「オムツを切る」という行為が、なんだか勿体無くてできませんでした。(ドケチの性)
2、買って良かった、トイトレの便利グッズ

それでは、早速ご紹介していきます!
1、snow babyの補助便座
クッション部分が良い感じの柔らかさで、座り心地が良いみたいです。
この補助便座があるからか、娘は自宅のトイレが大好き。
便座の上から置くだけなので、取り付け・取り外しも超簡単です。
■アマゾン(3,980円)■
2、プリキュアのパンツ
女の子が好きなキャラクターの定番ですね。
うちの長女も、大好きです。
このグッズは、トイトレのモチベーション維持に可欠でした。
しかも、このタイプは前側にイラストがあるので子供がイラストを確認しやすいです。
イラストを見ることで、子供のテンションが上がり、やる気を出してくれます。
(お尻側にイラストがあるパンツが多いので)
さらに、ピンクの方はラメがついていてキラキラするので女子心をググっと掴みます。
よく、保育園のお友達とパンツを見せ合ったと、嬉しそうに話してくれました。
3、めるちゃんのトイレ
こちらも、女の子が大好きな人形の定番ですね。
メルちゃんをトイレに連れて行くゴッコ遊びをすることで、子供もトイレに行く意欲を出してくれました。
ちなみに、こちらはお人形付きの「メルちゃん お人形セット 2さいになったら!おトイレできたねセット」。
なんと魅力的なキャッチコピーでしょうか・・・。
(おまけ)買って後悔したトイトレグッズ
すばり、
- 持ち運び用の補助便座
- 便座クリーナー
そもそも外出先でトイレに行く場合は、我慢ギリギリのタイミングが多いのでこれらのグッズを用意しセットする時間がありませんでした。
外出先では補助便座無しで、親が娘を落ちない様に抑えながら用を足してもらっています。
せっかく買ったのに、1回しか使わずでした(涙)
如何でしたでしょうか?
トイトレを成功させると、子供を温泉やプールに連れて行ってあげられるので、レジャーの幅が広がります。
是非、お子様と楽しみながら、トイトレにトライしていただければと思います!
ちなみに、産後3ヶ月で−6Kgを達成した「無理しない産後ダイエットの方法」のブログも是非よろしくお願いします!!